日本トランスパシフィック・エナジー

  事業内容

 

   1.プロジェクト開発 

当社はディベロッパーとして下記機能によりプロジェクトをマネージします。
1.事業を構成するための必要な各要素の抽出 
2.フィージビリティスタディの実施 
3.国内外関係先との調整 
4.事業の各段階における必要なパートナーの組織化 
5.資金調達・ファイナンスのアレンジ 
6.主軸事業から派生する事業のフォロー 
7.投資家や出資者との共同事業の実施および事業支援
 
当社の主要メンバーは大手商社・大手エネルギー外資において豊富な事業経験を有するプロフェッショナル集団であり、卓越した事業遂行能力を有しております。
 

  2.投資・トレーディング

現在、国際的な環境対策や開発途上国の経済成長に伴い、中国を筆頭に世界の LNG 需要は現在の 4 億万トン超から 2040 年時点で 1.65 倍の 6.7 億トンレベルと増加することが予想(S&P グローバル)されています。特に東南アジアと南アジアは大幅な需要の伸 びが期待されています。 これらの新興需要の取り込みには、純粋に LNG 売買だけではなく LNG 中継・積替基地、フローティング方式を含む受入基地の整備、さらには Carbon Neutral を考慮した発電所建設といった 相手国のニーズにあったバリューチェーンのパッケージソリューションが求め られます。当社は新興国での LNG 需要開拓においてハードの開発整備が必要な案件では政府系金融機関や国内外の投資ファンド等とタイアップし戦略的提携による投資を行う予定です。

3.事業コンサルティング


当社では事業主体様がプロジェクトを進めるにあたり、その事業を成功に導くためのアドバイザー・コンサルティング業務を行っております。当社の国内外のネットワークをベースにあらゆる分野でハイレベルなソリューション・コンサルティングをご提供いたします。LNGを例にとると井戸元、パイプライン、液化設備、出荷設備、船舶、受入基地、発電所等の各バリューチェーンでのEPC,ファイナンス、許認可、LNG玉調達等のアドバイス、実務対応を行います。必要に応じ国内外の政府機関、エンジニアリング会社、金融機関等との調整、現地調査、契約書類の手続き等を行います。
 

4.主なTPE実績と現行取り組み

 これまでの主な当社実績)

 日本の大手都市ガス会社との提携
既存LNG基地の有効活用に基づくLNG取引の国際化
 LNGトレーディング事業と組織的対応の検討
 外国国営石油会社、世界的LNGトレーダーの紹介

 世界的LNGトレーダーとの提携
 LNGトレーディング事業の仕組み構築とトレーディング取り組み
 アジア(バングラデッシュ等)におけるLNG受入基地の構築

 中国LNG船会社との提携
 中小型LNG船の運用に基づく、LNG需要拡大が見込まれる揚子江沿岸地域へのLNG供給の検討と
  日本のLNG中継・積替基地の活用

 (現在の主な取り組み)

 アラスカQilak LNGプロジェクト
 日本/アジアに近接する米国アラスカ州北極North Slope地区から砕氷LNG船によるLNG輸出に向けての
   マーケッティング・資金調達活動
 日本LNG基地の積替機能を活用したアジア・中国向けLNG輸送・販売の検討

 京都府舞鶴港LNG基地プロジェクト
  国土強靭化計画並びにモーダルシフトも念頭に、日本海側での内航船LNG輸送によるLNG基地建設の
   事業推進
 上記に基づく舞鶴近辺を含む産業/民生LNG需要へのLNGマーケッティング活動